宮崎駿さんのNHKスペシャルを録画しておいたので
休みがてら(おやつタイム)観てみたんだけど
本当に作品をつくるのが好きなんだなーと思います。
自分が70近い年齢になったとき音楽をやっているだろうか?
そうおもうとあの制作意欲には感服します。
そういえばちょとまえに宮崎さんはこのような事を言ってました。
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今のアニメーションというのは、
どんどん飾りつけが多くなってきたというか、
キャラクターにしても、今流行の髪の毛をして逆立ててみたり、
ロボットにしてもますます複雑になっていくんですね。
それをもっと簡単な方に戻せないだろうか。
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すごくよく分かります。音楽も全く同じ。
昔からエコノミーということを色々なところで
言い続けていますが、今の世の中の作品は
本当に要素が多すぎる。
曲を書き始めたばかりの作曲家みたい。
あれもこれも入れたい、みたいな・・・。
でも、本当に大切なのは研ぎ澄ましたもの。
削って削って最高の部分のみ残して構成する。
日本酒をつくるときだってそうでしょ?(^^)
それが美学であり、観客に一番伝えたいものが
ダイレクトに届くわけです。
そもそも人間は頑張っても3つ、それ以上の要素は
脳は一緒には処理できないんですよ。
聖徳太子なら可能かな!?
昔のゲームが面白かったのはハードの制約で
自然とエコノミーが出来ていて、フォーカスが
しっかりと合っていたからだと思います。
結局、削る事を知らないクリエイターが
ハードの性能が上がった途端になんでもかんでも
要素を詰め込み、わけの分からない作品ができ上がる、
そんな作品が多いなとずっと感じていました。