ジャンルってなんでしょうね。
よく、光田さんはアイリッシュだ!
オケをやるのは光田さんらしくない、
といわれる事がありますが、(^^;)
僕は元々アイリッシュミュージックメインで
作曲しているわけではありません。
アジア、アフリカ、中東、バルカン、北欧、東欧と
ありとあらゆる民族音楽を学生時代の時から研究し作ってきました。
Xenogearsの時にたまたま、まだ浸透していないかった
アイリッシュミュージックを作った為
そういうイメージになってしまったのかもしれませんが、
僕にとっては既にその時には次の音を求めていたので、
光田=アイリッシュというのはちょっと違うのかなと
思ったりしています。
日本のアイリッシュミュージシャンも
「CREID」というXenogearsのアレンジを聞いて
ミュージシャンを目指したという方が沢山いらっしゃいます。
そして、猫も杓子もアイリッシュミュージック&民族系に
なってしまった一時期のゲーム音楽(とくにPC系)に
実はうんざりしてしまっていて、アンキニュントと
いうアルバムでもうアイリッシュ系は控えようと
思ったのを覚えています。
今またアイリッシュをやりたいか?と問われれば答えは
Noではありますが、自分だけの無国籍音楽はやりたい。
そこにはアイリッシュ的な要素は入るかもしれませんが。
しかもここまでオーケストラを独学で学んできたわけで、
そうしたものも全て含めてやってみたい。
多分、それは自分にしかつくれない音ですし、
きっと面白いものになる気がしています。
今年の後半からは請負仕事をせず、そうした自分の音楽を
求めてみようと計画しています。
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