22年前、初めてアイルランドに訪れ、アイルランドのレコードショップで
「ANÚNA」の音楽と出会った。
そのアルバムの名前は「Deep Dead Blue」という名のアルバムで、
このタイトル曲はElvis Costelloが作曲した曲です。
独特なコードワークをコーラスのみで美しく歌い上げるANÚNAの歌声に
一気にとりこになりました。
普通のコーラス隊とは全然異なるサウンドに度肝を抜かれたのを覚えています。
また、アルバム10曲目の「The Fisher King」を歌う
マイケル・マクグリンの声に魅了され、いつか自分の曲を歌って貰いたいと
ずっと思っていました。
月日は流れ、その夢がついに現実となりました。
22年越しの想いが叶ったのです。
今回、22年間自分の身体にしみ込ませてきたANÚNAサウンドと
自分の味をいかにして融合させるか、頭を抱えながら作曲しました。
全てのイマジネーションを楽曲に集中させました。
全部で4曲あるのですが、どの曲もANÚNAらしさもあり、
自分のテイストもあり、面白い仕上がりになったのではないかと思っています。
ミックスが今から本当に楽しみでしかたありません。
今回、レコーディングに向けて色々とサポートしてくださいました
プランクトンの是松氏、川島氏に心よりお礼を申し上げます。
また、22年前からお世話になっているミュージック・プラントの
野崎氏が素敵な出会いを提供してくれた事に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
僕が大好きなANÚNA!
そして、素敵なメンバーの皆さんにまた会える日を楽しみにしています。
必ずまたご一緒したいと思っています。
My first encounter with ANÚNA was 22 years ago, at a record store in Ireland.
The title of the piece was “Deep Dead Blue”
– also the title of an album – composed by Elvis Costello.
Its distinctive harmony sung just by the singers captivated my heart straight away.
I thought this was no ordinary chorus group, as they had such a different sound world.
Also being fascinated by Michael McGlynn’s voice
from the 10th piece of the album “The Fisher King”,
I dreamt that one day my music would be sung by them.
And that finally came true after 22 years.
The task for this project was how I would blend my music
with the sound of ANÚNA which I knew so well.
My whole creativity and imagination were poured into 4 pieces,
and I think I have managed to succeed in doing that.
I just cannot wait to hear the mixed pieces.
I would like to thank Mr. Korematsu and
Ms. Kawashima from Plankton for their wonderful support,
And Ms. Nozaki from MUSIC PLANT – whom I knew and have been very kind to me
for 22 years - for introducing me to ANÚNA.
Thank you very much.
And for ANÚNA, whom I love so much!
I look forward in meeting you all again. I certainly hope that we do.
Yasunori Mitsuda