昨日、一日かけて映像編集ソフトのチェックをしてみました。使用した編集ソフトは下記の通り。

・Blackmagic Studio DaVinci Resolve Studio 16.2
・AVID Media Composer
・Apple Final Cut Pro
・Adobe Premire Pro

まずはじめにマルチカメラによる同期性能ですが、流石のAVIDさんで音声認識性能は断トツに素晴らしい。16カメラの音声+別途ミックスした音源でもピッタリとシンクロしてくれました。1番ダメだったのが DaVinci Resolve Studio 16。全く同期出来ませんでした。最近入った機能っぽいので多分ですが複雑な音声には対応していないものと思われます。そして、先日日記でも書きましたが、可変フレームレートへの対応はPremire Proが1番良かったですね。

実は数日ずっと問題が起きていたDaVinci Resolveでの音ズレ問題ですが、一つ前のOS(Mojave)にインストールして実行してみた結果問題なく動きました。という事は、新しいOS(Catalina)への対応がまだ完璧でない可能性があります。また、ハードウェア的にMac Pro2019とMac Pro2013で違いがあるのかもしれません。ともあれ、現時点でDaVinci Resolveはまだまだ大きなプロジェクトでは使えない感じを受けました。画面やデザインは最も好きなのですが。今後に期待ですね。

最後に、AppleがMac Pro用に販売しているAfterburnerというビデオカード(再生用)に対応しているのはFinal Cut ProとDaVinciのみです。特にマルチカメラの映像をサクサク動かすには必須カードだと思いますが、まだ対応している映像編集ソフトは少ないですね。(2020/4/21現在)