Macが売れていないらしいというニュース。M2チップの製造数からの予測でしかないですが、多分、売れていないのは確かでしょうね。まず、世の中の動きやコンピュータが必要としている人が昨今のアップルはあまり見えていない気がします。
https://www.gizmodo.jp/2023/04/sluggish-demand-for-m2-chips.html
・ CPUの性能ばかり主張していますが、普通の人にとって現行のCPUのスペックすら必要としていない。
・ 価格が高い。Windowsマシンと比べると1.5倍から2倍は高い。しかも円安。
・ プロクリエイターへのアプローチがここ数年されなかったので、みんなWindowsに移行してしまった。
・ コンピュータとしてのサプライズがあまりない。
こういったことが考えられるのではないかと思っています。そもそもアップルのコンピュータを使っていたのはクリエイターが大半だったわけです。アップルから新しいコンピュータが売り出された時は常に最新のCPU(業界をリード)、最新のメモリ、最新のI/Oなどでクリエイターの仕事効率に直結する部分でした。高いお金を払ってもすぐに仕事でリクープできるほどのコンピュータでした。しかし、昨今は他のCPUとそこまで変わらないし、なんなら現行のパソコンでCPUがフル稼働することはめったにありませんのでMacである必要がなくなりました。また、クリエイターには必要であるMac Proの発売スパンが遅すぎて、常に新しいCPUが搭載できるPCに移行してしまった人も多いかと思います。そして、一般の方にはやはり価格がボトルネックになっている気がします。特に最近は円安の影響も受け日本ではほとんどMacBookは売れていないかと思います。また、ゲーム機のPCと比べても勝てる要素が全くありません。遊びも仕事も高速で、好きな時に(お金と相談しながら)新しいパーツと入れ替えられるPCに勝てる気がしませんよね。
ここからは個人的なアイデアではありますが、アップルのコンピュータを売るにはこうすればいいのでは?というのを書いてみます。まずクリエイターをもう一度大切にする会社方針を復活させてほしい。MacProは少なくとも2年おきに発売するか、PCのように各パーツを交換できるシステムにする。そして、何かあった時は代替え機を提供してくれる。これは仮にコンピュータが壊れてしまった時や修理が必要になった時に、クリエイターは作業をなるべく止めたくありません。締切もありますし。そういった時に、パーツ交換システムであれば予想されるパーツのみ郵送してもらうこともできますし、代替え機を用意してくれるのであれば作業を止めなくてすみます。これはクリエイターにとってとても助かるのです。そして、一般の方にとってノートパソコンはあまり必要ではありません。もiPhoneやiPadで事足ります。ノートパソコンを使う人は基本的に日々の業務で使う人かと思います。そう考えると、やはりディスプレイはタッチパネルにすべきだと思います。iPadの画面がそのままノートパソコンのディスプレイになればめちゃくちゃ使えるし、営業系の企業も使ってくれるかもしれません。最後に、Mac OX とiPad OXの統合です。これだけでiPadとMacBookの両方を買う人が出てくるのかなと思います。少なくとも自分はこれが実現したら両方買うでしょうね。つらつらと好き勝手に書いてみましたが、6月におこなわれるWWDCが楽しみです。ここでM3の新型MacPro、タッチ可能なMac Bookが出てくると盛り上がると思います。あと価格は抑えてください。円安かなりダメージが大きです。
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