Divisimate2はAIを使ってコードからオーケストラの楽器に自動で割り当ててくれるソフトで、DIvisimate1から更に進化したみたいです。しかし、このソフトって需要はあるのでしょうか? こういうソフトでつくる音楽ってネタとしては面白いかもしれませんが、作曲家、編曲家、オーケストレーターとしては「考える」楽しい作業が奪われるわけで、わざわざお金を払って使うほどのものなのでしょうか? 音楽を趣味にされている方が遊びで使うのはいいかと思いますが、プロが使ってはダメなんじゃーないかと思います。最近、音楽がどんどんつまらなくなるのはこういうソフトの影響もあるんだろうな、と感じます。少し話は変わりますが昨今AIって信用度がかなり下がってしまった感じがあります。その辺Appleはちゃんとわかっていて、今回、iPhone16の発表の時に一言もAIという言葉を使っていませんでした。それは AI = 安っぽいもの、という考えがあるんだなと思います。道具は使いようではありますが、人間が考えなくなったら人類の終わりだと思います。