ヴァイオリニストの今野さんに頼まれて
ノルウェーの伝統的フィドルが作れる職人さんとメールで
やりとりをしているのですが、色々と面白い情報が
手に入って楽しい。(もっと英語が出来ると更に楽しいのに)
で、何を注文しようとしているかといいますと、
ノルウェーのハルダンゲル地方で生まれたヴァイオリン。
ハルダンゲル・ヴァイオリンなんです。
見た目はといいますとこんな感じ。
形はヴァイオリンと変わりませんが、真ん中に
8本ぐらい?のレゾナンス弦(共鳴音)が張ってあります。
これが独特の響きを出すらしく、倍音豊かで癖のある
音色になります。
僕はニッケルハルパ(スウェーデンの楽器)を
注文しましたが、音色の原理は全く同じで、
ほとんど聞き分けが出来ないぐらい音は似ています。
で、この楽器の本当の名前は “hardingfele” といいます。
日本語ではハーディングフェーレと呼べばいいのかな?
特別にカスタマイズして作ってくれるところを見つけたので
いま交渉中。
世界でも作れる人が少なく、貴重な楽器になることは
間違いないでしょう。
なんでこんな楽器を勧めているかといいますと、
次のアルバムと次のプロジェクトでもちろん使うつもりだからです(笑)。
久しぶりにワールドミュージックにどっぷり浸かりたい。