昨日の時点であと2回の公演は体力的に無理かも・・・と
思っていましたが、ユンケルを飲んで気力も体力も復活(^^;)
いよいよ最終日になってしまいました。
1日目より緊張感はなくなりましたし、1日目の反省をいかして
色々と自分の中で調整をしました。MCとかMCとかMCとか・・・。
(特に楽器チェンジとMCの段取り)
【昼公演】
もう皆さんのノリが良くて、こちらの緊張もほぐれ
とても楽しくプレイが出来ました。
どの公演もそうですが、会場が一体になる感覚は
コンサートならではですよね。
【夜公演】
正直、終わってしまうのが寂しい・・・そんな気持で一杯でした。
ミュージシャンもそれぞれの想いがあり、
最初から感極まってステージに立っていました。
サラもBeyond the Skyを歌っているときに僕と目が合ってしまって
涙があふれて歌えなくなってしまいました。僕も半分泣いてました。
そして、後半最後の曲「希望の名は」ではみんなの気持ちが
河井英里さんに届け!とばかりに演奏していました。
きっと、このコンサートを見に来ていたに、(いや一緒に歌っていたに)
違いありません。
【公演終了後】
みんなで記念撮影。最高のMillennial Fairのメンバー。
今回、初めて会ったメンバーも沢山いましたが、
音楽の力で一つになりました。
これだから音楽って最高なんです。
4公演、本当に本当にステキな時間でした。
そしてお疲れ様でした。また、Millennial Fairとして参加してください。
【全公演終了後、吉良さんと・・・涙があふれてとまらなかった】
【いろいろと・・・】
コンサートの情報が解禁になった時、グローブ座でのコンサートは
ホールが小さすぎるというご意見を沢山いただきました。
たしかに、予想に反してチケット販売では一瞬にして
完売してしまうなど、自分の想像をはるかに超える反響で、
皆様には本当にご迷惑をお掛けしました。
改めてお詫びいたします。
しかしながら、会場に足を運んで下さった方には
僕が表現したかった事、皆さんと一体になりたかったこと、
世界観に没頭出来る素敵なホールであること、そうしたことが
少しでもご理解いただけたのではないかと思っています。
そう、まさにグローブ座は「時の最果て」なんです。
【衣装】
ボーカリストおよびゲストは基本自由でしたが、
基本メンバーは白と黒という色彩で統一しました。
これは“表と裏”、“明と暗”を意味しています。
僕は1日目、上が黒、下が白、2日目はその逆、上が白、下が黒
という風にしました。
20年前、クロノ・トリガーのブックレットに書いた
ライナーノーツに“表と裏”という内容がありましたが
それを表現したかったのです。
どちらを着ても自分は自分、ちゃんとした信念があれば
何も問題ないし、変わらない・・・。
【照明】
kiRiteの演劇が行われたとき、今まで意識にもなかった照明が
僕をバシバシ刺激してきたのです。
kiRiteの舞台公演が終わったあと真っ先に照明さんの所に
挨拶にいったのを覚えています。
これほど自ら進んで名刺を下さいといったことはありませんでした。
それが、今回の照明「佐藤崇志さん」だったのです。
自分がコンサートを開催するときは、佐藤さん以外あり得ない
と思っていまして、今回、10年の歳月を得てやっとご一緒することが
出来ました。今回も本当に素敵な照明を作って下さいました。
ありがとうございました。
【PA】
吉良さんのご紹介で今回のPAをしていただいた小内弘行さん。
こちらの要望を次から次へとこなしていただいて、
どの席にいても素晴らしい音響を皆さんに提供出来たのでは
ないかと思います。
僕たち演者も非常に演奏しやすく、正直いままでいくつかのライブで
出演させてもらいましたが、もっとも演奏しやすかったです。
本当にありがとうございました。
【セットリスト】
数々の中から、選ぶのは本当に至難の業でした。
もっともっと演奏したかったのですが、限られた時間というものもあり、
泣く泣く削った曲もあります。2083の斉藤さんとも色々と話し合いました。
自分の20年間というテーマでしたので、今回の選曲になりました。
正直、タイトル毎にコンサートをやってもおかしくはないんですよね(^^;)
皆さんの中ではクロノとゼノは特別な思い入れがあるかと思いますが、
知らない曲もこれを期に楽しんでもらいたいという思いもありました。
また、イナズマイレブンを入れなかった理由もパンフレットに記載させて
もらいました。
ともあれ、これで終わりではありません。
必ずやまた「時の最果て」で皆さんとお会いできる機会を作ります。
その時はまた違ったセットリストでいきたいと思います。
【最後に】
僕にとって本当に大切な大切な2日間になりました。
山口の片田舎から東京という荒波の都会に上京し、
右も左も分からない状態から、未知の挑戦が始まったわけですが、
こうして音楽を続けられているのは、ファンの皆さん、
自分と関わりを持って下さった多くのミュージシャン、
スタッフ、友達、両親のお陰です。心より感謝いたします。
20年間というのはあっという間でしたが、これから先も
皆さんに楽しんで貰えるような作品作り、そしてなによりも
自分の音楽を自信をもって振り返ることが出来るよう
常に最高のものを作っていければと思っています。
これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
【追記】
サラから素敵な写真が送られてきたので・・・。
やばいよーまた泣けてきた。
本当に最高のメンバーだった、
これほど終わるのが嫌だと思った事はないです。